オーガニックシャンプーは頭のベタつきを解消する?

オーガニックシャンプーは頭のベタつきを解消する?
2016年7月10日 ローラン編集部
In Lifestyle

そろそろ梅雨明けも近い季節になってきました。最近は暑い日も多いですね。
暑いと汗をかきやすいので、頭皮がベタつく…なんて、悩みをもった人も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなベタつく髪を解消するための方法を紹介します!
 



 

ベタつく髪の原因は…?

そもそも、髪の毛がベタつく原因は何なのでしょうか?その原因は様々ですが、第一にあげられるのが、皮脂の汚れや雑菌です。皮脂の汚れや雑菌は時間がたつにつれ、空気中の酸素と結合することでベタつきや匂いの原因となってしまいます。
その他の原因としては動物性脂肪や糖質の過剰摂取であったり、ストレスによるホルモンの乱れ、血行不良による新陳代謝の低下などがあげられます。
そして最近多いのが頭の洗いすぎによるベタつきです!

シャンプーのし過ぎや洗浄力の強すぎるシャンプーは逆効果!

髪のベタつきが気になるから、皮脂を取り除くために、一日に何度もシャンプーをしよう!と考える人もいるかもしれません。しかし、意外にもそれがかえって逆効果になってしまうこともあります。
先ほど皮脂の汚れを髪のベタつく原因のひとつとしてあげましたが、皮脂には頭皮を守るという役割もあります。そのため一日に何度もシャンプーをすることで極端に皮脂を取り除いてしまうと脳が頭皮に皮脂が足らないと判断し、乾燥を防ごうして過剰に皮脂を分泌してしまうのです。

頭皮の乾燥を防ぐにはオーガニックシャンプーがおすすめかも

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強すぎるシャンプーによって頭皮が乾燥し、それを防ぐために過剰に皮脂が分泌されベタベタに…。では、いったいどうすればいいの?!と思いますよね。
多くの市販のシャンプーには合成界面活性剤が含まれています。
界面活性剤とは本来交わらないはずの「油」と「水」とさかい目(界面)を混ざりやすくする性質のある物質です。界面活性剤には「レシチン」「サポニン」「リン脂質」「ペプチド」など天然由来のものと、より強力な洗浄作用がある合成界面活性剤の二種類が存在します。合成界面活性剤は安価で強力なため、低コストで頭皮の脂を綺麗に落とすシャンプーが作れますが、先ほどの説明の通りこの洗浄力が強すぎると頭皮の乾燥の原因となります
一方オーガニックシャンプーは天然成分で低刺激性や保湿性に配慮してつくられており、界面活性剤も天然由来のものを使用し、量も市販のものと比べて少ない場合が多いです。そのため、合成界面活性剤を使用したシャンプーより頭皮の乾燥を防げる可能性が高いです。

シャンプーにオーガニック認証は無い?!

日本では野菜などの食品のオーガニック認証には有機JASという認証制度が法律によって定められていますが、オーガニックシャンプーに法的な規制は実は存在しません。現状ではオーガニックシャンプーと名乗るのは、メーカー基準に委ねられています。そのため、こだわりぬいて質を追求しているものもあれば、有機の原料を少しだけ配合しただけというものまで、「オーガニックシャンプー」というものは質にばらつきがあるのが現状です。また海外品のオーガニックシャンプーは、日本のものより刺激や洗浄力が強いものも多くあります。そのため、オーガニックシャンプーという名前だけで飛びつくのではなく、自分で成分などを見定める必要がありそうです。

ノンシリコンシャンプー=オーガニックシャンプーではない?!

また、ノンシリコンシャンプーは髪に良いというイメージからオーガニックシャンプーだと思い込んでいる人も多いようですが、これは間違い。ノンシリコンシャンプーはシリコンを使っていないというだけで、オーガニック製品とは別ものです。
またノンシリコンシャンプーの中には、キシみを防ぐためにシリコンの代わりにオイルを配合しているものもあります。この配合されているオイルが、髪のベタつきの原因になってしまうこともあります。髪がベタつきやすい人は、使い方に工夫が必要です。

ボタニカルシャンプー=オーガニックシャンプーでもない?!

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最近はボタニカルシャンプーも注目されています。ボタニカルは「植物の」という意味。つまりボタニカルシャンプーは、植物由来で作られた成分を多く配合しているシャンプーといえます。しかしボタニカルは「植物由来の成分を使用している」ということであって、その成分がオーガニックである必要はありません。必ずしも「ボタニカルシャンプー=オーガニックシャンプー」というわけではありません。そして一概に「植物由来だから髪に良い」とは言えません。植物由来だったとしても洗浄力の高すぎる成分が含まれていれば、先ほど説明した通り頭皮の乾燥の原因になってしまいます。ボタニカル、植物由来が正義なのではなく、自分の髪にあった成分を見極める必要があります。

界面活性剤は悪?

シャンプーに含まれる界面活性剤が頭皮の乾燥の原因となると書きましたが、界面活性剤は無条件に悪なのかと言われたらそうとは言えないでしょう。なぜなら界面活性剤はクレンジングや洗顔料、せっけんなどにも含まれており、言い換えれば洗浄するものには界面活性剤は必要で、使わないわけにはいかないでしょう。界面活性剤は洗浄するためだけではなく、他にも様々な使われ方をしています。油と水を混じりやすくすると前述しましたが、例えば卵黄に含まれる卵黄レシチンはマヨネーズを作る時に油と卵がうまく交じり合うために必要不可欠なものです。このように天然由来の界面活性剤は世界中で昔から人類に利用されてきたものなのです。問題は界面活性剤と、いかにうまくつきあっていくかということです

界面活性剤に頼らずに頭皮のベタつきを解消するためのシャンプー方法

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「洗顔する際は洗顔料を泡立てる」といったように、シャンプーにも上手な使い方があるのをご存知でしょうか?シャンプーに含まれる界面活性剤の力に頼るのではなく、正しい手順でシャンプーすることによって界面活性剤の弱いシャンプーで頭皮をきちんと綺麗にすることは可能です。
最後にシャンプーの正しい使い方をご紹介しますので、是非試してみてください。

①シャンプーを使う前にブラッシングする

洗髪途中で髪が絡むことを防ぎます。

②シャンプーをつける前にしっかりお湯で予洗いする

38度前後のぬるま湯をかけながら、爪をたてず指の腹で頭皮をマッサージし、頭皮表面の汚れを除去します。その後に髪全体にお湯をかけ、汚れを洗い流します。これだけで、汚れた皮脂の50%以上が取り除けると言われています。

③シャンプーを適量手にとり、泡立てたのちに後頭部、側頭部、髪の生え際、頭頂部の順にマッサージする

シャンプーを直接地肌につけるのはNGです。これはすすぎの際に、洗い残してしまう原因になるためです。食器用洗剤を皿に直でつけたらなかなか落ちづらいのと同じです。ワンクッションおきましょう。
シャンプーの適量はショートヘアで100円玉程度、ロングヘアでその3倍程度です。毎日シャンプーする人は1分程度、指の腹でゴシゴシせずに、頭皮の毛穴に付着した皮脂を揉み出すイメージでマッサージを行います。このマッサージによって頭皮の血行が促進され、抜け毛などの予防にもなります。

④お湯で軽く頭皮マッサージをしながら、しっかり洗い流す

シャンプーのすすぎ不足は、かぶれや毛穴つまりの原因になります。しっかりと洗い流しましょう。

⑤リンスやトリートメントをつかう

軽くタオルドライしたのちに、髪の毛に練り込むようにつけていきます。この際、頭皮につかないように気をつけましょう。洗い流す際はこすらず、しかし洗い流しは無いようにしっかりと流しましょう。

⑥軽く叩くようにタオルで水気をとる

拭くのではなく水気をとるイメージで、軽く叩くようにタオルで髪の水気をとります。もんだり、ゴシゴシするのは厳禁です。
タオルドライ後、洗い流さないトリートメント等を使用すると、保湿やダメージケアになります。

⑦ドライヤーで頭皮を素早く乾かす

髪の毛を乾かすのではなく、頭皮を乾かしましょう。襟足のほうから中に風を送りこむ感じで乾かしていきます。しかし、乾かし過ぎは熱ダメージからキューティクルを痛める原因になるため、7〜8割乾けば完了です。ドライヤーを頭に近づけすぎないように注意しましょう。

まとめ

オーガニックシャンプーは低刺激性なものが多いので、使用されている界面活性剤も自然由来で刺激の少ない傾向があるため、オーガニックシャンプーのが解消できる確率は上がります。
洗浄力の強すぎるシャンプーではなく低刺激な確率の高いオーガニックシャンプーを、正しいシャンプー方法で使用することが大切です。
髪のベタつきの悩みには頭皮に優しいシャンプーに変えるだけでなく、洗い方などにも気をかけてみてください!