おすすめのオーガニック・ティーブランド7選

おすすめのオーガニック・ティーブランド7選
2020年1月11日 Firo.
Firo.
In フード全般
紅茶

ご自宅で、どんな紅茶を飲まれていますか?

家でのティータイムに、身体にも環境にも優しい紅茶はいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは、オーガニックやフェアトレードにこだわった紅茶です。農薬や化学肥料に頼らずに太陽と水と良質な土の恩恵をたっぷり受けたオーガニックの紅茶は、身体も心も潤してくれるはず!
また最近よく聞くフェアトレードとは、「開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、開発途上国の生産者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみのこと」を言います。ここでご紹介するのは、そんなフェアトレードのことまでしっかり考えたメーカーばかり。飲む人はもちろん、自然環境や、現地で働く農家の生産者の方にも優しい紅茶ブランドをご紹介しますので、ぜひご参考にしてみて下さい♪

おすすめのオーガニックティーブランド7選

クリッパー(イギリス)

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産地:アフリカ、インド、スリランカ
オーガニック認証機関:SOIL ASSOCIATION ORGANIC、有機JAS
その他:フェアトレード
まず最初にご紹介するのは、自然食品店でよく見かけるクリッパー社のオーガニックティーです。クリッパー社は、1984年にイギリスのドーセットで創業されました。創業者が世界旅行からイギリスに帰国し、最高品質のアッサムティーたった2箱だけで自宅のキッチンで創業したブランドです。イギリス市場においてオーガニック紅茶を最初に紹介した会社の一つで、さらにイギリスで初めてフェアトレード商品を取り扱った会社となっています。茶葉の産地は、アフリカ、インド、スリランカがあり、紅茶の種類も豊富でイングリッシュブレックファスト、アッサムブレンド、アールグレイ、その他フレーバーティーなども取り揃えています。カフェインレスのものもありますので、カフェインが気になる方や妊婦さんも安心して飲むことが可能です♪またティーバッグに無漂白なのものを使っているなど、細かい所の気配りが嬉しいブランドとなっています!
 

Choiceオーガニックティー(アメリカ)


オーガニック認証機関:USDA、JAS
その他の認証:フェアトレード、NON-GMO
こちらも自然食品店でよくみかけるグラナム社のオーガニックティーです。1989年にアメリカで初のオーガニックティーブランドとして誕生しました。「紅茶のシャンパン」とも呼ばれる世界三大銘茶の一つ、ダージリンのオーガニックティーが飲めるのが魅力的で、飲む時にはマスカットフレーバーと言われるお花の香りが楽しめます♪ 他にも、イングリッシュブレックファスト、アールグレイ、ノンカフェインで飲みやすいルイボスティーも取り扱っています。
 

グラナム
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English Tea Shop(イギリス)

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産地:スリランカ
オーガニック認証機関:JAS
その他:フェアトレード
イギリス、ロンドンに本社のあるティーメーカーです。茶葉は、スリランカ(旧セイロン)で摘まれた茶葉を使用しており、現地の工場でブレンド・製造まで行っています。
English Tea Shopのこだわりは、スリランカの山岳地帯の中でもハイグローウンという標高1200m以上の高地で摘まれた茶葉のみを使用しているところです。ハイグローウンとは、世界三大銘茶の一つ、ウバ茶の採れる地帯でもあり、標高が高い故の冷涼さと強い日差し、よく発生する霧が高品質な茶葉を育てると言われています。また、English Tea Shopの紅茶もフェアトレード認証を取得しています。ラインナップされている商品は、イングリッシュブレックファスト、アールグレイ、ダージリン、フレーバーティーなどがあり、可愛らしい缶入りのものからティーバッグの入ったペーパーボックス、クリスマス用のギフトセットなどを揃えています。オーガニック製品には珍しく可愛いらしい包装で、お友達にプレゼントしても喜ばれそうです♪
 

English Tea Shop(イングリッシュティーショップ)
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HAMPSTEAD TEA(イギリス)

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オーガニック認証機関:デメター
その他:フェアトレード
HAMPSTEAD TEA社の紅茶はダージリン地方のマカイバリ農園をはじめとする、シングルエステートに徹底的にこだわった高品質の茶葉を使用しています。マカイバリ農園ってどんな農園?シングルエステートって何だろう?聞き慣れない言葉に、まるで紅茶通の人向けだけに向けられたメッセージのようですので、一つ一つずつ解説していきます。まずマカイバリ農園とは、1840年代からイギリス人により創業された、インドのダージリン地方で長い歴史を持つ茶園の一つです。マカイバリ茶園は有機農法を更にすすめたバイオダイナミック農法による紅茶栽培を1986年から実践しています。1993年には世界で最も基準が厳しいとされるデメターのバイオダイナミック農法の認定を取得し、以後、毎年更新している農園なのだそう。また、シングルエステートとは、「1つの農園で摘まれた茶葉だけを使った」という意味。もうこれだけで、品質に大変こだわった紅茶だと分かりますね。紅茶の種類は、オーガニックのダージリン、アッサム、アールグレイ、ハーブティーなどを取り揃えています。なかでもアールグレイは、2009年にイギリスのオーガニックフード賞を受賞していて、天然のベルガモットの香りが穏やかで飲みやすいと評判です!

ART OF TEA(アメリカ)

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オーガニック認証機関:USDA,JAS
その他:フェアトレード
Art of Tea は、アメリカのロサンゼルスにあるティーブランドです。1996年に創業者が、ニューメキシコ州においてアーユルヴェーダの勉強を始めたことが始まりまだそうです。茶葉のブレンドはアーユルヴェーダの考えに基づいて作られており、ハリウッドセレブの多いロサンジェルスの5つ星ホテルのレストランなどがART OF TEAの紅茶を使用しています。

NOVA(日本)

オーガニック認証機関:有機JAS
その他:フェアトレード
日本でもオーガニックにこだわった紅茶を販売しているメーカーがあります。1985年に埼玉県で天然酵母のパン屋さんから始まったノヴァです。現在は、パンの販売はしていませんが、「Organic and Fair」という企業理念のもとに、有機食品の輸入販売をしています。有機のナッツやドライフルーツで有名で、業務用サイズでオーガニックレストランなどにも卸しているので、もしかしたら一度はノヴァのナッツを食べたことがある方もいるかもしれません。
そんなノヴァが仕入れている紅茶は、有機のセイロン、ダージリン、アールグレイです。特にダージリンティーは、FTGFOP1に限定した有機紅茶です。聞き慣れない言葉ですが、紅茶の茶葉にはグレードがあり、FTGFOとは、“Fine Tippy Golden Flowery Orange Pekoe”の略です。訳すと「優れた金の芽をたくさん含んだ花の香りがするオレンジ・ペコ・タイプの茶葉」という意味になるそうです。茶葉の中でもグレードの高い紅茶ということになります。紅茶の世界は奥深いですね!普段、紅茶のグレードまで考えたことが無かった方は、これまでの紅茶との味の違いなどを試してみてもいいかもしれません♪

ひしわ(日本)

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オーガニック認証機関:有機JAS
その他の認証:フェアトレード
こちらも日本のティーメーカーです。1983年から日本茶、紅茶、健康茶、ハーブティーなどのお茶や健康食品の製造・販売しており、無農薬や有機栽培、国産100%にこだわり、日本で初めて緑茶・麦茶・紅茶・烏龍茶の有機認証を取得しました。ひしわは、アッサムブレンド、ダージリンブレンド、ルイボス等を販売していますが、中でもひしわの「農薬を使わずに育てた紅茶」は、ケニア産であるのが興味深いところです。ケニア産の紅茶はダージリンのようによじって作られる茶葉と異なり、CTC製法によって小さな球のようになっている茶葉が多くあります。CTCとは、”Crush Tear Crul”の略で「押しつぶして、引きちぎって、丸める」という意味です。この製法によって作られた茶葉は、顆粒状の茶葉になり、お湯を注ぐと短時間でしっかりとした味わいの紅茶を淹れることができます。忙しい朝や、ミルクティーとして飲みたい時にお勧めの紅茶です!

まとめ

いかがでしたか?
紅茶の世界は奥深く、一口にオーガニックと言ってもいろいろな紅茶がありますね。人にも環境にも優しい紅茶は、穏やかで素敵なティータイムを演出してくれるはず♪ 自分で飲むのももちろん、大切な人へのプレゼントにもオーガニックでフェアトレードの良質な紅茶を選んでみませんか?