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ピクルス液、捨ててしまったらもったいない!
さっぱりとした味のピクルス、暑くなってきた季節にピッタリですよね!
お店で買ったり、自分で作ったりしている方も多いと思いますが、食べ終わった後のピクルス液はどうしてますか?もしかして捨てていませんか?!
ピクルス液には実は様々な使い道がありますので、捨ててしまうのはもったいないです。
今回はそんなピクルス液の活用方法をご紹介します!
ピクルス液の中身は?
ピクルス液とは、ピクルスを漬ける液体のことです。
ピクルス液を作る時は、お酢に塩・砂糖、ローリエ、赤唐辛子、ニンニクなど様々なものを加えて旨味を凝縮させます。そのため、ピクルス液の味でピクルスの味が決まるとも言われます。
ピクルス液は市販されていますが、自家製で作っている方もたくさんいます。
ピクルス液のレシピはこちらの記事で紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
ピクルス液の使い回しはNG
一度使ったピクルス液を、次にピクルスを漬ける際に使いまわせないのかと考える方も多いと思いますが、答えは×です。
というのもピクルスを漬ける際に、野菜から水分が出ます。その水分でピクルス液が薄まってしまうので、雑菌が繁殖するリスクが高まってしまうのです。
ピクルスを漬ける際は結構たくさんのピクルス液を使用するので食べ終わった後の液を使いまわしたくなる気持ちもわかりますが、今回ご紹介する方法で活用しましょう!
ピクルスを瓶から取る時は清潔な箸・フォークで!
もしピクルス液を後日調理に活用したい場合は、食べている箸やフォークで瓶から取り出す直箸は絶対にしないようにしましょう。唾液には様々な雑菌が存在していますので、箸やフォークについた雑菌が便の中のピクルス液につき、腐敗してしまう可能性が高いためです。
また再利用の前には必ず一度ピクルス液を1分ほど沸騰させ、殺菌処理をしておきましょう。
ではピクルス液の具体的な活用方法をご紹介していきます!
ピクルス液の活用方法
料理に使う
ピクルスはお酢を使った料理に活用することができます。
レシピの例は以下で紹介するようなものがおすすめです。
マリネ
オリーブオイル・はちみつ・塩・胡椒・ピクルス液を混ぜ合わせれば、マリネ液が出来上がります。お皿に、リーフレタス、白身魚、玉ねぎなどを盛り付けて最後にマリネ液をかければ、完成です!簡単なのにオシャレに見えるレシピなのでおすすめです。
詳しいレシピはこちら。
南蛮漬け
ピクルス液、醤油、出汁、塩水にさらしておいた玉ねぎ、薄切りにしたパプリカを、油で揚げた魚にからめて、冷蔵庫で冷やせば、南蛮漬けの完成です!
ピクルス液だけでなく、ピクルスにしたパプリカなども使うことができるので、ピクルスを作りすぎたときにもおすすめのレシピです。
詳しいレシピはこちら。
酢豚
こちらもピクルス液だけでなく、漬けたピクルスも使って酢豚を簡単に作ることができます。
豚肉に下味をつけて片栗粉をもみこみ、油をひいたフライパンで焼き、その後、ピクルス・ピクルス液・砂糖・醤油・ケチャップを加えて混ぜ合わせれば、酢豚の完成です!
詳しいレシピはこちら。
鶏肉のすっぱ煮
暑い日の夕飯にピッタリな鶏肉のすっぱ煮も、ピクルス液を再利用して美味しく作ることができます。
鶏肉・レンコン・ニンニク・鷹の爪をフライパンで炒めて焼き目をつけたら、ピクルス液をひたひたまで注ぎます。みりん・砂糖・水を加えて火にかけ、沸騰したら弱火にし、醤油を加えて煮込み、鶏肉が柔らかくなったら完成です!
詳しいレシピはこちら。
甘酢あん温奴
フライパンでえのきや椎茸などの具材を炒めたら、ピクルス液、めんつゆ、片栗粉を加え、とろみがついたら甘酢あんの完成です。温めたお豆腐にかければヘルシーな一品に!
甘酢あんは他のものにかけても美味しいので応用がききます。
詳しいレシピはこちら。
二日酔い対策に使う
実はロシアではピクルス液を二日酔い対策に活用するのが一般的だそうです。
その方法は、飲みすぎてしまった日の寝る前に水と合わせてピクルス液を飲む!
お酢には肝臓のはたらきを活発にし、アルコールの分解を促進してくれる働きがるためです。そのため、お酒を飲む前に飲むのも、おつまみとしてピクルスを食べるのも二日酔い対策に効果的だそうですよ!
(参照:hagiyasai.com)
いかがでしたか?
筆者はお酢が好きなので、ピクルス液の残りをお酢の代用として料理に活用するのは想像がつきましたが、二日酔い対策として飲まれていることは知りませんでした。
美味しいピクルスを漬けて、その後も美味しく活用してみてはいかがですか?
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