さっぱり美味しい♡自家製ピクルスを作ってみよう!

さっぱり美味しい♡自家製ピクルスを作ってみよう!
2017年5月24日 高橋 弥生
高橋 弥生
In ホームクッキング
ピクルス

自家製ピクルスを作ってみたい♡

インスタなどを見ていると、自家製ピクルスを作っている人が増えているように感じます。ピクルスは常備しておけばお弁当のおかずにもおつまみにもなるので、とても便利!さっぱりとしているのでついついたくさん食べてしまいます。野菜が最近不足しているな…と感じている人にも良いですね♪酸っぱさの中に野菜の甘味が感じられるさっぱりとした味なので、冷蔵庫で近々に冷やして食べると夏の食欲のない時期にピッタリです。

ピクルスおさらい

作る前にピクルスについておさらいしてみましょう。一般的にピクルスというと、様々な野菜や果物を唐辛子などの香辛料とともに酢漬けにした漬物のことを指します。しかしピクルスには酢漬けにするタイプ以外に、ヨーロッパで主に食べられているタイプの乳酸菌によって発酵させてつくるピクルスもあります。日本では前者の酢のピクルス液を作り、漬け込むタイプのものが流行しているようですね。
ピクルスというとハンバーガーの間に挟まっている瓶詰めのきゅうりのピクルスを思い浮かべる人が多いでしょう。ですが日本の漬物に各家庭の味があるように、欧米ではそれぞれの家庭の味がありきゅうり以外にも様々な材料が使われています。

ピクルスにぴったりの材料は?

ピクルス
ピクルスの具材といえば、きゅうり・にんじん・たまねぎ・キャベツなどが一般的です。それ以外にもピクルスに合うおすすめの材料を紹介しますが、ピクルスは基本的には食感のしっかりした食材であればどんなものも合いますし、柔らかめの食材でもトマトを始めピクルスに向いているものは多いです。ピクルスの味はピクルス液の味で決まるといっても過言ではないので、食材にあわせてピクルス液も工夫してみましょう。ピクルス液のレシピもこの後ご紹介します。
どんな具材でも合いますが、個人的にはカラフルな野菜がおすすめです。ピクルス液に浸かっているカラフルな野菜をみているだけでも、生き物を育てているような愛らしさを感じれます。また、やはり旬のお野菜のほうが美味しいと思います。野菜の切り方などもこだわれば、それだけ愛情が持てておすすめですよ!では具体的な具材を見ていきましょう。

パプリカ

パプリカ
赤や黄色、オレンジなどカラフルなパプリカは漬けて眺めているだけでもウキウキとしていしまいます♪もちろん見た目だけでなく、肉厚な実がピクルス液によく合うのでピクルスの鉄板具材だと言って良いでしょう。パプリカは実は色によって栄養価が違うのをご存知ですか?赤カプリカにはカプサイシンという唐辛子に含まれる成分も含んでいます。βカロテンやビタミンCも豊富なので、栄養面でもパプリカはおすすめです。

トマト

トマト
ミニトマトはパプリカ同様に様々な色があるだけでなく形も様々でとても可愛いです。大きなトマトをピクルスにすれば、完成したときのインパクト大!実をくずしながらピクルス液と飲んでしまうのも、おいしく酸っぱいトマトジュースになるのでおすすめです。酸っぱいものが苦手な人もトマトのピクルスは食べやすいのでおすすめですよ♪

カリフラワー

カリフラワー
意外かもしれませんが、カリフラワーもピクルスでは人気の食材です。ポリポリとした食感で、食べる手が止まらなくなると好評です。サラダにトッピングしたり、カレーの付け合せに合います。ピクルス液にカレースパイスをプラスして、カレー風味のピクルスにするのもとても美味しいのでおすすめです。





ヤングコーン

ヤングコーン
ヤングコーンもカリフラワー同様にポリポリとした食感で、ピクルスにすると美味しさが増します。ピクルス液に浸かる姿も可愛いのでおすすめ!お弁当にいれると見た目の可愛いさだけでなく、彩りも綺麗になりますよ♪

セロリ

セロリ
ツーンとした味で苦手な野菜の代表でもあるセロリですが、ピクルス液の味とぴったりマッチして爽やかな味になります。セロリが苦手な方もピクルスにすれば食べれるという声が多数!食物繊維たっぷりなので、おいしく栄養を摂取しちゃいましょう!セロリの浅漬けが好きな人はハマること間違いなしです♪

みょうが

みょうが
使い道に悩みがちなみょうがですが、実はピクルスに合います。和物や素麺などにトッピングすると香味野菜なので味のアクセントになり、とても美味しくなります。ピクルス液の色もだんだんと綺麗なピンク色に染まっていくので、見た目も楽しめるのでおすすめです。

卵
変わり種ですがゆで卵もピクルスにピッタリ。タルタルソースやポテトサラダ、たまごサンドにしてみたりと様々に活用できます。卵のピクルスは米酢やリンゴ酢でつくるのがおすすめ!うずらの卵で作れば野菜を漬けて空いたスペースにも漬けやすいです。卵のピクルスは味をじっくり染み込ませた方が美味しいので、3日〜約1週間くらい漬け込んだ方が良いでしょう。

自家製ピクルス液おすすめレシピ

先程も述べましたが、ピクルスの味はピクルス液の味で決まるといっても過言ではありません。それぞれの家庭の味があるように、分量はお好みで少しずつ変えていき、自分の理想のピクルスにしていくのがお薦めです。ですが、初めてピクルスを作るという方が多いかと思うので、今回はネット上で人気のピクルス液のレシピを紹介しているサイトを3つ厳選しましたので、それをご紹介します!



ホテルオークラ東京のレシピ

ネット上で自家製ピクルスを作っている人のレシピを調べてみると、ホテルオークラが公式ページで紹介しているレシピが失敗なくできると好評でした。ワインビネガー、白ワイン、塩、砂糖、ローリエ、赤唐辛子、にんにく、粒こしょうでつくるレシピなので、材料も手に入りやすいのではないしょうか。4〜5日目が食べごろです。
詳しいレシピはホテルオークラの公式ページをご覧ください。

ミツカンのフルーツピクルスのレシピ


ミツカンといえばお酢で有名なメーカーですよね!そんなミツカンの公式ページではさまざまなピクルスのレシピが紹介されています。中でもおすすめなのが、リンゴ酢でつくるフルーツピクルスのレシピ!りんごのジンジャーピクルスグレープフルーツのピクルスなど、デザートとしてもサラダとしてもいけそうなレシピです。ヨーグルトと一緒に朝食として食べるのもおすすめ。漬けた後のピクルス液も水や炭酸水などで5倍以上に薄めると、美味しくビネガードリンクとして楽しむことができます。

萩野菜ピクルスの和・洋・カレーの3種類のピクルス


2016年度のグッドデザインアワードを受賞した超人気ピクルスブランドである「萩野菜ピクルス」も公式ページで様々なピクルスのレシピを紹介しています。それぞれの野菜にあったピクルスレシピを紹介していますが、基本となるピクルス液は、和風・洋風・カレーの2種類です。レシピ詳細はこちら。ここで紹介しているレシピは水の入ったレシピで日持ちはあまりしませんので、3〜4日で食べ切れる分だけ漬け込みましょう。

ピクルス液を作る際の注意!

ピクルス液を作るときに使用する鍋はステンレスもしくはホーロー鍋を使用しましょう。アルミの鍋を使用するとピクルス液が黒ずんでしまうだけでなく、お酢が鍋を傷めてしまいます。注意してください。





自家製ピクルスは煮沸殺菌が大事

煮沸消毒
ピクルスを長期保存するポイントは「煮沸殺菌」です!野菜に付着している細菌のほとんどは表面についたものなので、約5分間漬け込む前に茹でで熱を通すことで殺菌処理をしましょう。その後、平らなトレイなどに均一になるように野菜を広げ、野菜の温度を下げます。トレイなどに均一に広げたらラップをし、冷蔵庫にいれて冷やしましょう。
ピクルスを漬け込む瓶も煮沸殺菌します。沸騰したお湯に瓶をまるまる漬け、約10分間煮沸しましょう。瓶が大きい場合は煮沸ではなく焼酎やアルコールなどで瓶を消毒しましょう。清潔なふきんの上などで水分を完全に乾かします。
煮沸殺菌もしくはアルコールなどで消毒した瓶にピクルスを漬け込んだ後にも再度約10分間煮沸します。こうすることで瓶の内部を真空に近い状態にすることができるので、殺菌の繁殖を防ぎ、長く保存することができます。さらに詳しい煮沸方法はこちらのサイトを参考にしましたので、ぜひご覧ください。

自家製ピクルスの保存期間

自家製ピクルスはできるだけ早く食べきってしまいましょう。お酢につけるからといってもカビがはえてしまうことがあります。しっかり殺菌してから瓶詰めしたとしても、自家製はやはり素人がつくるものなので1ヶ月ほどで食べきってしまうのがベストです。簡単に作れるものなので、すぐに食べ切れる量つくって再度作り直した方が味も美味しいです。
ピクルス液を水で薄めたり、きゅうりなど水分の多いものを塩もみして水抜きなどをせずに浸ける場合は雑菌が繁殖するリスクが高まりますので3〜4日で食べきりましょう。

いかがでしたか?

美味しく野菜をたくさん食べられるだけでなく、漬け込んでいる間の見た目も可愛いピクルスの魅力が伝わったでしょうか?ピクルスを漬け込むなら、これからの暑くなる時期がおすすめです。年間を通してピクルスを漬け込むことはできますが、さっぱりした酸っぱい味は食欲のなくなる夏にピッタリです。個人的には冬よりも夏のほうがピクルスの美味しさが引き立つように感じます。自分の理想のピクルス液レシピを研究しながら、様々な野菜を漬け込んで、ピクルスライフを楽しんでみてくださいね!
 
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