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ハンドブレンダー(ハンディブレンダー)って何?
ハンディブレンダーとはその名の通り、手で持って使用するハンディタイプのブレンダー(ミキサー)のことです。ブレンダーではありますが、機能としては「混ぜる」「つぶす」「刻む」「泡立てる」などの作業を得意とし、フードプロセッサーに近い機能があるとも言えます。ブレンダーやフードプロセッサーは収納に場所をとることや、お手入れが面倒という難点がありましたが、ハンディブレンダーは直接鍋などにいれて撹拌などの調理ができること、お手入れもアタッチメント部分を洗えば良いだけという手軽さ、そして収納の場所もとらないということから人気の調理器具です。
ハンディブレンダーには、コードのあるタイプとコードレスの2タイプがあります。コードレスの方が使いやすいですが、コードのあるタイプのほうがパワーの調整ができたりと機能は多いです。
今回はそんなハンドブレンダーのおすすめブランドをご紹介します!
離乳食づくりに超便利なハンドブレンダー
『グリーンスムージーにおすすめのミキサー4選』という記事では通常のおすすめブレンダー(ミキサー)をご紹介しましたが、あまり量を作らない場合は片付けも楽なハンディタイプのものがおすすめです。毎朝のスムージーを1杯だけ作りたいけど、ブレンダーのお手入れが面倒…と思っている方などにお薦めです。お菓子作りの際のホイップクリームやメレンゲの泡立てなどもあっという間にできあがるので、一度使うともう手動の泡立て器には戻れません。
ハンドブレンダーは通常のブレンダーに比べてお手入れが楽、そして収納にも場所をとらないことから人気です。
また、個人的なオススメ使用方法は、離乳食を作る時にハンドブレンダーを使用することです。ハンドブレンダーは離乳食をつくる時、手動にはもう絶対に戻れないレベルで時短に役立ちますので、ご自身で使われるのはもちろん、お子様が生まれた方へのギフトに送るととても喜ばれます!
ハンディブレンダーで出来る事・出来きない事
出来ること
個体を液体にする
ハンディブレンダーはハンディタイプのブレンダー、つまりミキサーなので個体を液体にするのが得意です。
鍋などに直接差し込んで使用できる
ハンディブレンダーの一番の魅力は鍋の中などに直接入れて調理できることだと思います。通常のミキサーでは熱いスープなどは少し冷ます必要がありましたが、ハンディブレンダーはそのままつっこんでも大丈夫です。
アタッチメント次第でみじん切り等も可能
アタッチメントがついているので、みじん切りといったフードプロセッサーのような役割も果たします。
出来ないこと
量が多いのは苦手
スムージーや離乳食を作ったりと少量の調理にはハンディタイプの方が手軽で便利ですが、量が多い場合は通常のブレンダーやフードプロセッサーの方が便利です。
調理中に手を離せない
ハンディタイプのものはそのままスイッチを押したら放っておける通常のブレンダーとは異なり、調理中ずっと手に持っていなければなりません。
硬いものや粘性のある物は苦手
ハンディブレンダーはミキサーなので、硬いものや粘性にあるものの調理には向いていません。メーカーにもよりますが、氷などには使用せず、バナナなどの粘性のあるものには水分を加えてから調理するようにしましょう。
お手入れも簡単
ハンディブレンダーはお手入れもアタッチメントをささっと洗うだけと簡単!そのような手軽さから人気を集めています。
上記の写真を見てもらえればわかりますがハンドブレンダーの基本アタッチメントは簡単な構造をしていて洗いやすい上に、本体から取り外して洗えますので、ミキサーやフードプロセッサーに比べると本当に手入れが楽です。
ハンディブレンダーの選び方
当たり前の事かもしれませんが、「可能な限りそのメーカーのハイエンドモデルを買う」のがお薦めです。
ハイエンドモデルを買う理由としては、ハンディブレンダーはシンプルに軸を回すだけの構造ですので、メカニック的に壊れにくいです。その為一度購入したら何年も使用できますが、ローエンドモデルは出来ることが限られてくるので「これをやりたい」という事が出てきた時に結局ハイエンドモデルを書い直さなくてはいけなくなります。安物買いの銭失いとならないように注意しましょう。
「ハンディブレンダーで何をしたいのか」が明確に決まっている方は特定の機能に特価した安価なモデルを選んでも良いかと思います。
詳しい機種はこの後紹介しますが、ブラウンなどの一般メーカーであれば1万円台半ば程度で一番上のモデルが購入できるため、迷っているなら上位モデルを選びましょう。
ただbamixという飲食店でよく利用されているブランドになるとハイエンドで4万近くしますので、他のメーカーのローエンドモデルでハンディブレンダーというものを試してから購入した方が良いかもしれません。
ハンディブレンダーおすすめ 5選
bamix(バーミックス / スイス)
価格:27,000 〜 41,000円程度
bamix(バーミックス)は1954年にスイスで生まれた老舗で、ハンディブレンダーの元祖です。プロも愛用するほどで、クオリティも間違いありません。洗剤を入れたボールにつけてスイッチをいれたら洗浄は終わりというお手入れの楽さも人気の秘訣です。アタッチメントは金属製なので煮沸消毒もでき、離乳食にも安心。またアタッチメントを付け替えるだけで「つぶす」「混ぜる」「泡立てる」「砕く」「刻む」などの多用途に使用できます。
サポートも5年保証。修理期間中の代替品の貸出もあり、安心です。
バーミックスのM300シリーズのセットは「スマート」「ベーシック」「コンプリート」の3種類あり、本体は同じですが、付属品が異なります。アタッチメントなどの全ての部品が追加購入可能なので、とりあえず使ってみてから考えたいと言う方は、必要に応じて追加購入していくのも良いかもしれません。
BRAUN(ブラウン / ドイツ)
価格:2,500 〜 16,000程度
BRAUN(ブラウン)のハンドミキサーもbamixと並んで人気のハンディブレンダーです。世界70か国以上で50年以上愛されているロングセラー商品。ブレンダーの回転刃カバーは、 ブラウン独自の飛び散り防止設計です。そのため、キッチンや衣類を汚す心配がありません。本体、チョッパー接続部、ミキサー接続部以外はすべて食器洗い機OKのため、お手入れも楽々です。
安価なモデルから飲食店で使えるレベルのものまで取り揃えているのも魅力ですが、ブラウンのおすすめのハンディブレンダーはMQ775です。自分の手の感覚(ボタンの握り具合)でスピードコントロールができる機能が搭載されており、食材に合わせて自由にスピードを変えることができるので、食材を細かくしすぎたなどの失敗の心配がありません。
「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」「スライス」「千切り」「こねる」の7つの機能を簡単に使いこなすことができ、容量も1.5リットルと置型フードプロセッサーに匹敵するほどです。
Cuisinart(クイジナート / アメリカ)
価格:3,800 〜 10,000円程度
『料理が楽になる!おすすめのフードプロセッサー6選』でも紹介したCuisinart(クイジナート)。フードプロセッサーで1番人気のクイジナートのハンディブレンダーは、まるでフードプロセッサーのようにやれることが多いです!
クイジナートのハンドブレンダーでおすすめなのは、CSB-80JBSです。「つぶす」「刻む」「泡立てる」「こねる」「おろす」「細切り」「薄切り」と7役もこなしてくれます。「フードプロセッサーも欲しい…けど予算が」という方には絶対おすすめです。
Panasonic(パナソニック/ 日本)
panasonic.jp
パナソニックのハンドブレンダーのメリットクイジナートやブラウンといった海外製のハンドブレンダーより小さく、消費電力が少ないという点です。
Panasonic(パナソニック)のMX-S301は独自形状の4枚刃で「つぶす」「まぜる」「きざむ」「泡立て」の4役をこなします。使わないときやアタッチメントの取り付けや取り外しの誤作動を防ぐチャイルドロックがあるので安全です。パナソニックのものには、泡立て器がついているのがポイント。ホイップクリームやメレンゲがすぐにできあがるので、お菓子作りが好きな人におすすめです。
BOSCH(ボッシュ / ドイツ )
BOSCH(ボッシュ)のハンディブレンダーはコードレスなのにハイパワーなのが特徴。硬いものが苦手なハンディブレンダーですが、ボッシュのハンディブレンダーは氷も砕くことができます。またハンディブレンダーは片手で利用するので重さも選ぶのには重要なポイントですが、640gと軽量なので安心。先端部分がドーム状になっているので、液体の材料を混ぜ合わせても飛び散りにくい構造になっています。
ボッシュのハンディブレンダーは家庭用に開発されたものですが、レストランや料理教室などプロの方々にも広く支持されているブランドなので、安心のクオリティです。
いかがでしたか?
ハンドブレンダーは1台持っているだけで料理の幅が大幅に広がり、時短ができますので1度に作る量の多い方ほどおすすめできます。
意外な活用方法としては、インスタでは甘酒の手作りにハンドブレンダーを活用している人を多くみかけました。
麹を加える前に、お米をハンドブレンダーでドロドロの状態になるまで撹拌すると、甘酒の仕上がりがより甘くおいしくなるそうです。
このように、自分の好きな料理にハンディブレンダーを活用してみてくださいね。