コンビニなどで近年よく見るようになった「アーモンドミルク」。
モデルやタレントが美容目的で飲んでいることをSNSなどで発信したことから話題になりました。また、牛乳や豆乳が苦手という人たちからも注目が集まっているようです。
この「アーモンドミルク」とはいったいどのようなものなのでしょうか?
目次
アーモンドミルクとは
アーモンドミルクは、アーモンドから作られた植物性の飲料のことです。アーモンドを水に浸した後、細かく砕き、水を加えてこしたものなので、ミルクといっても牛乳ではなく、むしろアーモンドそのものなのです。名前から牛乳にアーモンドを溶かしたものかのように連想しますが、動物性の牛乳とは違う植物性の「第三のミルク」として注目されています。
アーモンドミルクの主な成分と特徴は?
注目されているアーモンドミルクですが、牛乳、豆乳とどのような点が異なるのでしょうか?成分から見てみましょう。
成分組成
コップ1杯分(240ml) | アーモンドミルク (無糖) |
牛乳 (無調整) |
豆乳 (無糖) |
カロリー | 30kcal | 150kcal | 80kcal |
総脂質 | 2.5g | 8g | 4g |
飽和脂質 | 0g | 5g | 0.5g |
タンパク質 | 1g | 8g | 7g |
炭水化物 | 0g | 12g | 1g |
カルシウム | 45% | 30% | 30% |
ビタミンD | 25% | 25% | 30% |
引用元:health.usnews.com
※カルシウムとビタミンDは、1日の必要量に対する割合です。
アーモンドミルクは牛乳、豆乳に比べてカロリーが低くカルシウムも豊富ですが、タンパク質や炭水化物は少ないです。他の食材から栄養もとりつつ、上手に利用したいですね!
アーモンドミルクブランド5選
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ
アーモンドミルクの元祖とも言われるブランド。
オリジナル、砂糖不使用、チョコレート、バナナ、コーヒーなどのさまざまなフレーバーがあります。いっぱいあってどれがいいのかわからない!という人は、フレーバーのものから試してみるといいかも。例えるならば、初めて豆乳を飲む人が味のついたものから試していくような感覚です。
一方でオリジナルも、アーモンドの香ばしさが感じられほんのり甘みがあるため、初めてアーモンドミルクに挑戦する人にも飲みやすい味になっています。こちらもおすすめです。
江崎グリコ アーモンド効果
これは飲みやすい!!
アーモンドの魅力がぎっしり詰まった “ 飲むアーモンド ” 『 アーモンド効果 』にチョコレートが新登場!!
There’s a new chocolate flavor joining the lineup of…Posted by Glico on Friday, October 16, 2015
コンビニでよく見かけるのがこの「アーモンド効果」。
フレーバーの種類も、アーモンドブリーズ同様たくさんあります。カロリーLight、チョコレート、香ばしコーヒー、黒ごま、香ばし大麦などです。また「アーモンド効果アイスバー」というアイスも新発売され、商品の展開が広がっています。
こちらもコンビニなどで発売されてはいますが、Amazonでも購入することができます。
筑波乳業 濃いアーモンドミルク
砂糖、香料、着色料、もちろん乳製品不使用で作られています。海外で作られているものより、アーモンドの配合量が倍以上多く濃厚感が違います。
濃厚プレーンは、アーモンドを約120粒使用した粘度の高いアーモンドミルク。香ばしローストは、通常アーモンドの皮を剥いて溶解してミルクにするところ、皮むきの後にローストする工程を加えたことで香ばしさが増していますが、すっきりとしています。ほんのり黒糖入りは、黒糖のほのかな甘味がアーモンドの香ばしさとマッチしています。
EcoMil 有機アーモンドミルク(アガベシロップ入り)
EcoMilは世界59カ国で販売されている信頼のあるブランド。
スペイン産の有機マルコナアーモンドを使用したアーモンドミルクです。アガベシロップ入りタイプもあり、こちらはすっきりとした甘さで飲みやすいです。パウダータイプは、好みの濃さに調整したり料理に利用する際に便利です。
プロヴァメル アーモンドミルク
プロヴァメルはヨーロッパで有名なオーガニック植物ベース飲料のスペシャリストの会社です。着色料、保存料、遺伝子組み換え作物不使用。有機JAS認定を取得しています。
アーモンドミルクを自分で作る
市販のものは添加物が気になる…ということから、手作りしているという人も多いようです。
手作りできるものなの?!と思うかもしれませんが、意外に簡単に作ることができます。
材料
- 生アーモンド 30g
- 水 250ml
※浸す水は別に用意
作り方
- アーモンドを2倍以上の水に浸し、8〜12時間ほど浸す。
- 浸していた水を捨てて、よく洗う。
- 水(250ml)を加えて、ミキサーにかける。
- ガーゼ等でこして完成!
塩やはちみつを足したり、紅茶やカフェラテに入れて飲むのがおすすめです。
ガーゼでこしたあとのかすも、アーモンドプードルとしてクッキーやマフィンを作るなど、料理に活用することができます。
また、生アーモンドではなくローストアーモンドを使用した場合は、色が濃い目に仕上がります。
いかがでしたか?
アーモンドはスーパーフードです。その栄養価をたっぷりとれちゃうアーモンドミルク、ぜひ取り入れたいですね!
以下の記事ではアーモンドミルク以外の注目の植物性ミルクをご紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。