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ローフードのパン「ローブレッド」に挑戦しよう!
ローフードのレシピを増やしたいという人、多いですよね?今回はローフードのパン「ローブレッド」に挑戦しましょう!
今回のレシピはディハイドレーター(食材乾燥機)が必要となります。ローフードを本格的に始める人はディハイドレーターはなにかと役にたつので購入するのも良いかと思います。おすすめのディハイドレーターは『ローフード生活の必須品!ディハイドレーターとは?』という記事で紹介していますので参考にしてみてください。
話がそれましたが、ローブレッドはローフードとしてだけでなくグルテンフリーの食べ物としても注目されています。下準備やディハイドレーターの乾燥時間など手間はかなりかかりますが、その分できたときの美味しさはひとしおです。ぜひ挑戦してみてください!
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天日干しはおすすめできません!
今回のレシピはディハイドレーター(食材乾燥機)が必須なのですが、ない人は天日干しでもできるそうです。ただし日本は湿気が多いため、雑菌やカビが繁殖するリスク可能性が高い天日干しをするのは衛生的におすすめできません。ご家庭でも品質を通年して安定させられるディハイドレーターを使用してください。一般的な食品会社が製造している天日干し製品は業者がきちんと湿度・温度管理や雑菌検査などを行っているため、ご家庭での天日干しとは別物と考えたほうが良いです。(もちろん原理的には同じですが)
ローブレッドって何?パンなのに焼かないの?
ローブレッドとは高温で加熱せずに作られたパンのことです。通常のパンは小麦粉などに水、塩、酵母を加えて発酵させ、オーブンなどで焼いて作ります。ですが、ローブレッドの場合、ローフードなので高温で加熱することができません。そこでオーブンの代わりに使用するのが、先に述べたディハイドレーターです。ローブレッドは生地を焼くのではなく、ディハイドレーターで乾燥させて作るので、通常のパンのように膨らみません。また、加熱していないので焦げてしまう心配もありません。
ローブレッドの生地ですが、通常のパンとは異なり基本的に小麦粉は使用しません。その代わりにナッツ類やシード類を浸水させ、フードプロセッサーで撹拌し、そこに野菜、果物、ハーブを入れたり、塩などで味付けをしたりします。また、小麦粉以外にも、卵、砂糖、乳製品なども使用せずに作ります。
ではレシピを見ていきましょう!
おすすめローブレッドレシピ
トマト&オニオンのローブレッド
アーモンドフラワー、ドライトマト、玉ねぎ、セロリ、ズッキーニなどでつくるローブレッド。ローブレッドとサラダを一緒に食べれば、意外と腹持ちのいい朝食やランチになります。朝食べたいときは夜に準備してディハイドレーターで乾燥させておけば、ちょうどできたてを食べることができます。
詳しいレシピはこちら。
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ローブレッドは、生地の厚みによって食感がかなり代わります。厚くするほどモチモチ食感に!好みによって変えてみてください。
ただ厚くすればするほど乾燥に必要な時間は長くなるため注意しましょう!
ジューサーの残りかすで作るローブレッド
コールドプレスジュースを日課として飲んでいる人も多いかと思いますが、その際に出た残りカス、捨ててしまってはもったいないですよ!その残りカスでローブレッドが作れるんです!
ビーツの絞り汁などをいれたら甘めに仕上がります。詳しいレシピはこちら。
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フルーツなどと一緒にロースイーツとして食べるのもいいですね。
いちじくのローブレッド
生のアーモンドからアーモンドミルクを絞り、水分が抜けた残りであるアーモンドパルプやオートミール、フラックスシード、サイリウムパウダー、ドライフィグなどの材料をフードプロセッサーで撹拌し、成型したものをディハイドレーターで8〜20時間ほど乾燥させて作ります。全粒粉のパンに似た、噛めば噛むほど美味しいローブレッドができます。
詳しいレシピはこちら。
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キヌアのローブレッド
大人気のスーパーフードであるキヌアをフードプロセッサーで撹拌し、ディハイドレーターでパリパリになるまで3時間ほど乾燥させて出来上がりです。
ローブレッドというよりもサクサクなクリスピーのような仕上がりになります。詳しいレシピはこちら。
キヌアの栄養価などを知りたい方は『話題のスーパーフード「キヌア」についてまとめてみた!』という記事もご覧ください!
アーモンドローブレッド
アーモンドパルプ、サイリウムハスク、ホワイトチアシード、ココナッツオイルなどでつくる白いローブレッドです。シンプルな味なので、ジャムやオリーブオイルをつけて食べると絶品です。
詳しいレシピはこちら。
ブロッコリースプラウト・アボカドのローサンドイッチ
スーパーフードのブロッコリースプラウトとアボカド、赤玉ねぎ、トマトをローブレッドではさめば、ボリュームたっぷりのサンドイッチに!味付けに使うマヨネーズも、カシューナッツ、レモン汁、りんご酢、アガペシロップ、ドライディル、塩をホイップしてつくります。
詳しいレシピはこちら。
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ロースコーン
スコーンも同じ要領で作ることができます!
小麦、デーツ、くるみ、シナモン、ナツメグなどをフードプロセッサーで撹拌し、ディハイドレーターで乾燥させるだけ。
詳しいレシピはこちら。
番外編 ローヴィーガンバター
ローブレッドにつけるバターにもこだわっちゃいましょう!ココナッツオイル、アーモンドミルク、オリーブオイル、ビーポーレン、塩、リンゴ酢でできていて、乳製品は一切入っていません。普通のバターと比べると、粘り気はなくサラサラとして舌触りです。
ガーリックパウダーやバジルなどをいれて様々にアレンジしても美味しそうです。
詳しいレシピはこちら。
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いかがでしたか?
アーモンドミルクをつくり、その一部でローヴィーガンバターを作り、絞りカスでローブレッドを作れば、ローフードの食卓ができあがりますね!SNSをみると、たっぷり野菜を挟んでサンドイッチにする人とサラダと一緒に盛り付けてサラダランチのようにして食べている人が多いようでした。
ディハイドレーターのパワーによって乾燥時間、乾燥具合なども変わるので一概にレシピどおりでうまくできるわけではありません。自分に合ったレシピをいろいろ探ってみてくださいね!